平素より Gehirn Web Services をご利用くださりありがとうございます。
本日 2020 年 3 月 26 日 13 時から同 21 時 18 分まで、現在は新規のご提供を停止しております、ストレージが HDD で構成されているプランにおきまして、お客さまご利用環境の OS を更新するメンテナンスを実施いたしました。
メンテナンスにご理解・ご協力くださいましたすべてのお客さまにお礼申し上げます。
事前のご案内では本メンテナンスは 18 時までに終了するとご案内しておりましたが、一部のお客さまにおきましては予定よりも最大で 3 時間 18 分遅い 21 時 18 分までメンテナンス時間を延長する結果となりました。
ご迷惑をおかけしたすべてのお客さまに深くお詫び申し上げます。
メンテナンスが定刻に終了しなかった原因として、 s2.rs2p.gis.gehirn.jp サーバーにおけるハードウェア障害と予期しない OS の不具合が発生したことが挙げられます。
Gehirn RS2 Plus のホストサーバーは、すべて当社の親会社であるさくらインターネットのデータセンターに設置しており、ハードウェアの保守と整備をさくらインターネットに委託しております。
今回のメンテナンスでは、その過程に s2.rs2p.gis.gehirn.jp サーバーの再起動が含まれておりました。通常の手順としてこの再起動を実施したところ、サーバーが停止した後に起動せず、また、さくらインターネットが提供するリモートコントロール機能も動作しない状態となりました。
このため、当社よりさくらインターネットに状況の調査と復旧を依頼する必要が発生いたしました。この手順は今回のメンテナンスにおいて想定しておりませんでしたため、メンテナンスを中断しハードウェア障害の復旧を待機するために想定外の時間を要しました。
お客さま環境の OS アップグレードの過程におきまして、少数のお客さま環境でソフトウェアの更新後に一部のソフトウェアが正常に起動しなくなる不具合が発生いたしました。当該ソフトウェアはメンテナンスを続行するために必要なもので、この起動に成功するまでメンテナンスを中断する必要が生じました。
この不具合は本メンテナンスに備えた事前の調査においては発生しなかったもので、また実際のメンテナンスにおきましても大多数の環境では発生いたしませんでした。
このため、当該不具合の原因の特定と修正方法の確立に時間を要することとなりました。
問題が発生した環境におけるログから原因を OS の不具合と推定し、検証を重ねた上で修正方法を確立した後、問題が発生したすべての環境で修正を実施いたしました。
最後に、今回のメンテナンスの延長によりご不便・ご迷惑をおかけいたしましたことを改めてお詫び申し上げます。
当社では今後もセキュリティ維持を目的として OS のアップグレードを必要に応じて実施してまいりますが、より入念な準備と検証、想定される不具合の洗い出しとその対応方法の事前策定により、ご案内の通りにメンテナンスが完了するよう取り組んで参ります。
また、より新しい OS ではその OS にて採用される技術が更新されることが期待され、よりノウハウが蓄積した安定の手法やよりダウンタイムの小さい手法を採用できる可能性がございます。今後のメンテナンスがお客さまにとって最適な手法により実施できるよう絶えず検討と検証を重ねて参ります。
本件につきましてご不明な点や不具合がございます場合は、ゲヒルンサポートセンターよりお問い合わせください。
2020 年 3 月 26 日 22 時 15 分